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第58回大阪府合唱祭

2022年1月16日㈰、大阪狭山市文化会館SAYAKAホールにて2年7ヶ月ぶりに開催された大阪府合唱祭に出演致しました。

【写真:大ホールの入り口前の看板】

私はこの混声合唱団 Shall We Sing?(以下SWS)に入団してまだ3か月目(2021年11月に入ったばかり)なのですが、最初にこのブログ作成のお誘いが来た時はなぜ新人の私が?と驚きました。新入団員がブログを書くのは伝統みたいなところがあるらしくて、さらにいつの間にか私のコミュニケーション力の評判が良いと他の団員さん達から聞いて、広報の方が誘ってくださったとのことでもっと驚きました。皆さんとても優しいので馴染みやすくて日々楽しんでいます。

初心者歓迎のお言葉につられて見学した次の日には速攻で入団を希望したのですが、正直最初は知り合いも居ないし上手く馴染めるか不安でした。でも自分の好きなことを楽しんでやれるってとっても幸せだと思うんです。そんな音楽が大好き、歌が大好きな人達の集まりで趣味が合うってお互いの価値観や波動も合いやすいし、そんな楽しんでいる人達を見ているとこっちも楽しくなってきてテンションが上がってくるんです。今回の合唱祭に出ようと思ったきっかけも、団員の皆さんが一緒に歌いたいと誘ってくれたおかげです。少しでも歌ってみたいという気持ちがある方には絶対おすすめの合唱団ですよ!

そして、入って2ヶ月で初めてのクリスマスコンサートに出演し、今回の合唱祭が私にとっては2回目の本番となりました。

1月15日㈯と1月16日㈰の2日間に分けて開催されましたが、1日目は24団体、2日目は44団体が参加予定でしたが、コロナの影響もあり辞退する団体が多く、1団体の参加人数も予定よりは減っていました。

【写真:プログラムからスケジュール表】

「プログラム〇番、○○は辞退されました。」というアナウンスの後に換気とともに休憩時間の延長が何度か入りました。最後の方に10分休憩のはずが30分休憩と言われた後は、会場のお客様もだいぶ減ってしまっていてなんだか寂しかったです。

私たちSWSもプログラムには25名と記載されていますが、当日参加出来たのは14名でした。

出演するにあたってはマスクは必須、舞台上で歌いながら立ち位置からの移動は禁止ということで激しいパフォーマンスは出来ませんでした。コロナやオミクロン株への警戒、体調不良など理由は様々ですが、こういった集団で集う機会が減少しているのは残念です。

前回のクリスマスコンサートから3週間程しか経っていなくて、同じSAYAKAホールでの開催だったので控室やリハーサル室等は迷わずにわかりやすくてとても良かったです。

そして本番1曲目

混声合唱組曲「遙かな時の彼方へと」から 

この愛をⅡ(片岡 輝作詩・髙嶋みどり作曲)

この曲は初心者の私には難しかったですが、2ヶ月半でなんとか暗譜する事ができたのですごい達成感があって嬉しかったです。

2曲目は

混声四部合唱のための「歌謡デラックス2」から 

恋の季節 (岩谷時子作詩・いずみたく作曲・石若雅弥編曲)

この曲はSWSの指揮者であり作曲家でもある石若雅弥先生が編曲された曲です。

立ち位置から移動はできないので踵だけ浮かして左右に揺れ、フィンガースナップもしながら楽しく歌うことができました。

【写真:大ホールでの本番(※)】

実は私はSWSに入って間もないというのもありますが、指揮者である石若雅弥先生が複数の団体のご指導をしていらっしゃることはつい最近知ったばかりで、今回その団体のうちの一つである’Diva.Draft’さんも同日に出演されていて、そちらの生演奏を聴くのは初めてでした。SWSでもピアノ伴奏をしてご指導してくださっている濱田大慶先生が’Diva.Draft’さんでもピアノ伴奏をなさっていて、今回は石若先生は指揮ではなく鍵盤ハーモニカの演奏と共に合唱に参加されていたのも初めて見ました。

さらに石若先生の母校である高校から’府立泉陽高校音楽部’さんも参加していて、そのOBの方々で合唱祭の時にだけ出演されている’合唱団ひだまり’さんにも石若先生が参加されていたので驚きました。

複数の団体で出演するなんて学生の頃にはできなかったので、社会人ならではの楽しみ方を初めて知りました。

石若先生も濱田先生もお忙しいのに複数の団体に参加されていてSWSでもご指導してくださっていることをこの合唱祭を見て知ることができて、本当に音楽が好きでないとそんな事はできないのではないかなと思い、尊敬と憧れと感謝でいっぱいになりました。

私は合唱団の団員として舞台に立つのは初めてでしたが、ピアノの発表会や吹奏楽団での出演経験は何度かあり、音楽が好きなので音響や照明のアルバイトをしていた経験もありますので、今までいろんな会場を舞台の裏まで見たことがあります。でも社会人になってからは仕事も忙しく趣味に没頭する時間も減り、今回大ホールの舞台をみるのは10年ぶりくらいでした。

誰にも言えない懐かしさが込み上げて鳥肌が立つほど嬉しかったです。

【写真:本番前に集まったときに看板の前で】

人前に立つのは苦手な方なのに好きなことをやってみせるのは素晴らしい達成感があります。またこんな機会があるなんて、本当にSWSに入団して良かったと思いました。これからも楽しく続けていきたいと思います。

以上。ソプラノパートのTでした。

※ 本番の写真はホールの許可を得て撮影した動画から取り込んだものです

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