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大阪ヴォーカルアンサンブルコンテストに出場しました(女声有志)

2023年1月28日(土)、箕面市のメイプルホールで開催された「第22回 大阪ヴォーカルアンサンブルコンテスト」に有志(女声10名)で参加しました。
今回のブログでは、コンテストへ向けたアンサンブル部(以下アンコン部)の発足から練習、本番、ドキドキの審査結果までをお伝えします。

画像:アンサンブルコンテストのプログラム

アンコン部は2022年7月、「アンサンブルコンテストに出たい!」と長年思い続けてきたソプラノFさんの呼びかけにより発足しました。少人数アンサンブルで声を合わせる練習をしたいと常々考えていたそうです。他の立ち上げメンバーの希望もあり、今回は女声3部のアカペラで挑むこととなり、13名の有志が集まりました。

アンコン部の練習はSWSの通常練習が終わった後の会場を使わせてもらい居残りですることになりました。会場の利用時間内なので30~40分程と短いですが、少人数で石若先生にご指導いただける貴重な時間です。

曲目についてまずは1曲決定しました。

●無伴奏女声合唱のための「不思議」から『おさかな』(金子みすゞ作詞・石若雅弥作曲)

「海の魚はかわいそう」という詩の内容からしんみりした感じなのかと思いきや、アップテンポで勢いのある曲です。始めの頃はそのテンポの速さと3パートの掛け合いに苦労しました。・・・と最初から居るように書いていますが、実は私は休団していた為アンコン部へ入ったのは練習も大分進んだ9月でした。今からでもついていけるのかな~と逡巡していたところ、「まだみんな海の底で溺れている状態だから大丈夫」と力強い(?)言葉をもらい参加を決めました。

ほどなくして2つ目の曲目が決定しました。

●女声合唱曲集「希望よりも遠く」から『遠くへ』(谷川俊太郎作詞・石若雅弥作曲)

繊細でありながら最後のほうは勇壮で力強さを感じる曲です。アンサンブルコンテストではこの2曲を『遠くへ』→『おさかな』の順番で演奏することになりました。

さて曲目も決定したことで、あとは練習あるのみ。
毎回の居残り練習も重ねていましたが、やはりじっくり時間を掛けた練習もしたい。
ということで2時間程度の強化練習も実施しました。9月、11月、12月(しかもXmasイブ)、1月に計4回。音取りも終わり、段々と1曲を通して歌えるようになっていく中で各パート・各個人の課題も浮き彫りになっていましたが、強化練習ではそんな課題点にもじっくり向き合うことが出来ました。でもそう簡単には直らないんですよね…。だからこそみんな本番ギリギリまで課題克服しようと頑張っていたと思います。

画像:居残り練習風景

そんな中、本番1週間前の最後の居残り練習の時にショックな出来事がありました。
1曲目の『遠くへ』の出来が今までで一番と言っていいほど酷い。石若先生にも「聞いたことのない調」と言われプロの音楽家にも判別できないくらいの不協和音を生み出してしまいました。
もう1週間前なのに…本番も同じようになったらどうしよう…とてもショックを受け、どんよりした気持ちで家路に着きました。
その夜はセンター試験(古)で受験票が無いという夢にうなされ、我ながらメンタル弱いな~と苦笑いしました。

落ち込んでいようが、本番はやってきます。
本番当日は朝9:30から最後の練習です。集まれるメンバーで自主練を行いました。
発声練習をした後は少しずつハーモニーを確認しながら最終調整をしました。
1週間前のショックを引きずっていましたが、この練習で何とか立て直せたように思います。
その後昼食を済ませ、13時にメイプルホールで全員集合となりました。
集合してからはあれよあれよと時間が進んでいきました。荷物を控室に置き、小ホールで10分間のリハーサル、そしてそのまま舞台袖で待機。この待っている時間が一番緊張する!舞台から聞えてくる演奏が上手だったので、緊張に拍車がかかりました。
そしていよいよ私たちの出番です。場内アナウンスにより団体名が呼ばれます。アンコン部改め「Shall We Sing? 女子部。」、色とりどりの衣装でいざ出陣です。

画像:昭和世代のおさかなポーズ

緊張の1曲目『遠くへ』。ソプラノパート単独で始まるのですが、ここを失敗すると他のパートを巻き込み総崩れになるので責任重大です。覚悟を決め思い切って声を出す。何とか上手くいったか?その後は必死でよく覚えておらず、気づいたら終わっていた感覚です。
石若先生からは「(全体的には)良かった。途中で崩壊しそうだったけど最後で持ち直した」との講評をいただきました。

その後は客席に入り他の出演団体の演奏を聞きました。女声あり、男声あり、混声あり、衣装も曲目も多彩で目も耳も楽しめました。
あっという間に全団体の演奏が終わり、いよいよ審査結果の発表の時です。正直言ってあまり自信がなく、賞なしか良くても銅賞かなと思っていたのですが、結果はなんと銀賞!驚きましたが本当に嬉しかったです。
ご指導いただいた石若先生、糸井先生、応援に来てくださったSWS団員の皆さん、そして一緒に頑張ってきたアンコン部のメンバーに心より感謝します。

画像:表彰状(銀賞!)

コンテストの出場をもって一旦アンコン部の活動は区切りとなりましたが、来年に向けて新たなアンコン部が誕生するかもしれません。
いずれは金賞取りたいな~なんて、人間はなんと欲深い生き物か…。

以上、アンサンブルコンテスト出場の様子をお伝えしました。
執筆はSWS入団7年目にして初ブログのソプラノKでした。
ありがとうございました。

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