団員を募集しています。お気軽にお問合せください🍀

NY合唱フェスティバルに参加しました!

こんにちは。Shall We Sing?のソプラノのSTです。
2023年3月30日NYカーネギーホールで行われたNY合唱フェスティバルに
参加させていただきました。

NY合唱フェスティバルとは日米親善、東日本大震災の被災地復興支援などを目的に
2012年に初めて開催。コロナ禍で中断されていたので、4年ぶりの開催となりました。
今回は、G7広島サミットを応援、歌声合わせ平和を願うという思いも込められました。

【写真:カーネギーホール外観】

今回ブログを書く機会をいただき、長々と書いてしまいましたが、
よろしければお付き合いくださいませ。

私は、大阪では、石若雅弥先生指揮のShall We Sing?で歌い、
京都では、相澤直人先生指揮のensenble moiré(アンサンブル モアレ)で歌っています。

石若先生から、「アメリカ、NY、カーネギーホール」で指揮を振る
というお話をSWSみんなの前でしてくださったのは、2022年6月の終わりでした。
でも、参加をどうしようかと迷っている先生に対して、団員のNさんが、
「断る理由はないですよ」
「何があってもやるべきです」
と断言。他の団員も
「カーネギーホールへ行けるチャンスが一生に何回あるんですか?!」と
と先生の背中を押します。
それが、行く決意につながったと後日先生は振り返って言われてました。
石若先生が指導されている団体の皆さんへ声をかけられると、
あれよあれよと40人、あっという間に約70人のメンバーになりました。

何年もずっと日本にいた私は、初めてその話を聞いたときは、
私には関係ない話と思いつつも、
7月には、参加表明もしないうちに、一応パスポートだけはとっておこう!と、
取りに行っていました(笑)

私は、石若先生と相澤先生の指導を受けているので、
両方出られるよと石若先生から言われたと思っています(思い込んでいるのかも)
とにかく、私が習っている二人の先生の指揮でカーネギーホールで歌えるなんて、
おそらく一生に一度だけだと確信し、勇気を出して参加することを決めました。

石若先生がNYで指揮する団体は、「合唱団うたの」といいます。
今回のために、石若先生はじめマネージャーの坂井さん、矢吹先生は、
2022年秋頃から、練習してくださいました。
はじめは、心不安でしたが、仲間意識がだんだんと芽生え、
あれだけ練習したのだから大丈夫と自信にもつながりました。

そして、2023年3月5日に行われたShall We Sing?の演奏会では、
「うたの」のステージを作ってくださり、
NY前に日本での本番に暗譜で挑むという機会をいただきました。

【写真:第7回盲導犬育成のためのチャリティーコンサートにて「うたの音」のステージ】

今回のうたののメンバーは、私よりも年上の関西のおばちゃん方(かわいいです)がほとんど。
最高齢83歳と聞き、体力大丈夫かなと心配していましたが、皆さんとても元気!!声も元気!!

アメリカでもその元気はさらに爆発。13時間の時差も乗り越え、
朝から晩まで、元気に行動している姿(全員ではないと思いますが)に、びっくりです。

【写真:パークセントラルホテルに泊まりました。カーネギーホールの斜め前。セントラルパークまで徒歩5分】

総勢70名ですから、どこへ行っても、けっこう仲間に会います(笑)
70名のライングループには、ここどこ?な写真がいっぱい☆彡。
言葉の通じない環境下でたくましく食べ物をオーダーしたり、
美術館を巡ったり、JAZZバー、教会、ミュージカル、スーパーで買い物と各々楽しんでいました。

【写真:メトロポリタンミュージアム 迷子になりながらも、めいいっぱい楽しみました】
【写真:JAZZバーにてサッチモ堪能♪素敵すぎ♡】
【写真:セント・パトリック大聖堂】
【写真:ブロードウェイのミュージカル。本場の歓声に感動!】
【写真:レストランでは何が出てくるのかドキドキ。みんなでシェアしました】

私達は、英語が堪能なY氏を筆頭に、いろんな所に連れて行ってもらい、
地下鉄にも乗れるようになりました!

【写真:タイムズスクエア教会にてゴスペル参加。スクリーンに歌詞も出て、みんなで合唱。ライブみたいでノリノリでした♪】
【写真:地下鉄にも乗れるようになりました!】

NYの夜は遅く23時でもまだ早く感じてしまう不思議な町です。
本番も23時近くまでありました。

【写真:マンハッタンの夜景☆彡入口からアトラクション満載でワクワク!!】

私にとって海外での演奏旅行はもちろん初めての経験。それは、想像以上にハードでした。
時差ボケに加えて、慣れない環境下での寝不足、食べ物、遊びすぎ(反省)、、、などなど。
で、本番はフラフラしてしまいましたが、なんとか、元気な皆様に支えられて、
無事に歌えました。。。

【写真:日本クラブにて前日リハーサル(うたの音)】
【写真:カーネギーホール舞台裏にてリハーサル前(うたの音)】
【写真:カーネギーホール!!】
【写真:PLAY BILL(劇場プログラム)】

「うたの」で歌った曲は、以下です。
カーネギーでの本番音源はありませんので、日本での演奏をご紹介いたします。

●つゆ(金子みすゞ 作詞、石若雅弥 作曲)
https://youtu.be/RTOczEljzNk
●私と小鳥とすずと(金子みすゞ 作詞、石若雅弥 作曲)
https://youtu.be/3fo-PtFuapo
上の2曲は石若先生の作曲初期の頃の代表作です。
本番に配られたPLAY BILL(劇場プログラム)の曲紹介の中で、「みんな違ってみんないい」という歌詞を
Everyone is different and everyone is special
と紹介していました。素敵ですね☆.。.:*・゜

●遠くへ(谷川俊太郎 作詩、石若雅弥 作曲)
谷川俊太郎さんが東日本大震災を受けて書かれた詩。
2023年1月に「Shall We Sing?女子部。」という有志でアンサンブルコンテストに出場して歌った思い出の曲です。
https://youtu.be/qG9BB3z1koM

●河内音頭(大阪府民謡、石若雅弥 編曲)
私は河内で働いているので、会社の人はこの原曲を知っていました。
はじめはリズムがとれなくて、難しかったのですが、
自分の体に入ると楽しくて、矢吹先生の伴奏も大迫力キレキレでキラキラで
わくわくする曲です。曲の最後には、扇子を開いて日本らしさをアピールしました!
https://youtu.be/7CFHJ_h1kW4

本番後、皆で集まることはできなかったので、石若先生はさっそくお得意の
YouTube配信をしてくださり、
「本番が一番よかったよ」と言ってくださいました(涙)
「全員マスクなしで、みんなの顔を見ながら指揮を振れたことがよかった。」
「本番で指揮を振っている時、たくさん練習してきたことを思い出すと涙出そうになった」と。
また、万全の体調で挑めず、一人落ち込んでいた私に対しても「大丈夫ですかー」と
まさかの優しいお言葉に涙。
私たち一人ひとりにやさしくあたたかく接してくださってたんだなと感じました。

今回、相澤先生がNYで指揮する団体「Ensemble Sakura-Note」(アンサンブル さくらノート)にも参加させていただきました。
こちらは、先生含め24人です。メンバーはほとんど大学生。
若くてかわいい彼女たちにちょっとフラフラの私が混ざってしまい((;’∀’))ましたが、
明るくあたたかく受け入れてくださいました。
もう忘れ去っていた若いみんなのテンションに元気をもらいました。
コンサートも本番だけでなく随所で明るく楽しく会場を盛り上げてくれました。
「優しくて温かくてお母さんみたいでした」と後でその中の1人から思わず
うれしいお言葉に心が和みました( *´艸`)。

相澤先生のレッスンは、2023年2月頃から怒涛の練習がはじまりました。
私は遠方の為、練習録音を聞いて参加することを許していただきました。
大阪にいながら、相澤先生のSakura-Noteのレッスンに参加させていただける
夢のような幸せな時間でした。

NYは寒いと聞いていましたが、セントラルパークの桜咲いてました!

【写真:セントラルパークの桜。隙間時間を見つけては毎日通いました】

Sakura-Noteの衣装は上がさくら色、下はグレーのスカートorパンツ。
みんなほんとに桜さくらしていて会場は華やかになりました。

「Ensemble Sakura-Note」で歌った曲は、
●どこかで春が (百田宗治 作詞、草川信 作曲、鷹羽弘晃 編曲)
童謡の「どこかで春が」がこんなに難しいの!?ってはじめはびっくり。
ひばりの鳴き声や、水の流れ出る音、芽が出る音も楽譜に入っていて、
とっても楽しくわくわくする素敵な曲。みんなの声も透き通って若くて芽吹く春にぴったり。

●さくら (御木白日 作詞、大熊崇子 作曲) 
1曲目とは対照的に大人っぽい。桜の花びらが舞う様子が繊細に景色が
変わっていく素敵な曲でした。

●ハナミズキ(一青窈 作詞、マシコタツロウ 作曲、相澤直人 編曲)
この曲は京都の「ensenble moiré」 に入団した当初に歌った思い出の曲です。
今またカーネギーホールで歌える喜びを感じました。

●愛は種、君はその種子 ーThe Roseー(相澤直人 編曲)
ジブリでも使われたこの曲の冒頭がとても好きです。
始めは英語で歌って、途中から日本語で歌いました。

季節にぴったりの選曲で、どの曲も私にとって大切な思い出の曲になりました。

会場全体の合唱では、ホールのお客様も一体となって、
●花は咲く
●イマジン
●翼をください
を歌いました。

フェスティバルは2日間行われ、私たちは2日目に参加しました。2日目は、
●広島なぎさ中学校高校合唱部
●ニューヨーク混声合唱団
●ウクライナ合唱団
●ウェストミンスター合唱団
の皆さんも参加。
歴史あるカーネギーホールで国境を越えて共に歌えることに感謝しながら歌いました。

先生方のおかげでNYカーネギーホールで歌うという素晴らしい経験をさせていただいたこと。
仲間と励ましあい、支えあって練習し、本番を迎えられたこと、本当に嬉しかったです。
カーネギーの舞台から見た景色は、これからも私の支えとなっていくと思います。
こんな機会がないとNYへ行くことなんて私の人生になかったと思います。

伴奏の矢吹先生が、「本番は楽しくて楽しくて、、、」と素敵な笑顔で
言われていました。いつか私も先生方のキラキラした演奏のように
本番が楽しくて楽しくて仕方ないという境地に立ちたいなというのが今後の目標になりました☆彡

【写真:左上:相澤直人先生/左下:東夏子さん/右上:石若雅弥先生/右下:矢吹直美先生】

最後に今回NYへ行くために、支え準備してくださった皆様、
私達に心運んでくださった皆様に心より感謝します。
幸せな演奏会の体験をありがとうございました。

————————————————————————————————-
先生方が公開されているYouTubeをご紹介しておきます♪
現地の様子がよく伝わってきます。

動画:NY 6days VLOG / NY合唱フェスティバル2023
動画:【生配信】NYからお届けします【ちょっとだけ】
動画:【初海外♪】ニューヨークに来ています!【Vログ】
動画:【NY旅行】自由の女神~教会【Vログ】
動画:【NY旅行】本場のマクドナルド・ミュージカルを堪能【Vログ】

————————————————————————————————-

0
Would love your thoughts, please comment.x
()
x