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個人レッスン

大型連休もあっという間に過ぎ、いつも通りの生活が戻ってきました。
GWはいかがお過ごしでしたか?
古参団員のNです。

連休最終日、私は関西音楽人のちから~音のちから「集」復興のちから~と題された東日本大震災復興チャリティコンサートを聴きに行っていました。これはプロアマを問わず関西圏の奏者があつまって結成したオーケストラと合唱団による演奏会です。
合唱団のメンバーを見れば、オペラで主役級を務める関西を代表するソリストがずらりとならび、オーケストラも練習は前日のリハーサル一回きりで舞台に立つという、すさまじい音楽人の集まりです。
しかも、ノーギャラどころか、すべての出演者が参加費として義援金を支払って出演していらっしゃるのです。
私は昨年、今年と2回演奏会を聞かせていただきましたが、本当に心が震えるような演奏会でした。
特に合唱の素晴らしいこと。
ソリストの歌い手さんたちはそれぞれに個性豊かな声をお持ちなのに、合唱になると一つの声・楽器として歌が聞こえてきました。
私がいつも練習している、あれを合唱と呼んでいいものかと、打ちのめされてしまうような演奏でした。
もし皆さんも機会があればぜひ聞いていただければと思います。

と前置きはこのくらいにして、今日は個人レッスンについて紹介します。
SWSでは、原則として月2回の指揮者練習、月1回のヴォイストレーニングを行っています。
初代、そして現団長が声楽家であり、またSWSには歌うのが初めてという団員も入団してきますので、SWSでは設立当初よりヴォイストレーニングにとても力を入れてきました。
かつては練習前にワンコインヴォイトレをしてもらったり、練習前に別会場でみっちり教えてもらったり・・・懐かしいなあ!
現在のヴォイストレーナーは元団員で声楽家の糸井さん。
お忙しくてしばらくSWSの活動から遠ざかっておられましたが、松井団長の渡米後、技術面でのサポートをしてくださっています。
ご結婚されて現在は関東在住にもかかわらず、月1回SWSのために大阪まで通っていただいています。
のみならず、大阪に来られた時には、空き時間を利用して希望者に個人レッスン、グループレッスンもしてくださいます。
普段の練習では個人の癖や苦手なところまではなかなか治らないし、みんなの前では聞きにくいことも、糸井さんなら気さくに相談に乗ってくれるのでとってもありがたいです。
今回私は90分の個人レッスンで、「おなかの使い方がよくわからない、音程の不安なところをどうしたらよいか教えてほしい」とお願いしました。
「自分の声のことどう思う?」と聞かれたので「芯がなくてたよりない、もっとしっかりした声で歌いたい」と言ったのですが、まず発声練習をしてみて「声に芯がないわけではないし丸い声が出ているから大丈夫。
それより、イ母音がエに近くなってはっきり聞こえない」と思ってもみなかったことを指摘されました。
そしてそれを直す方法をいろいろ試してもらいました。
音程についてはメロディーでなく伴奏の音を自分で弾きながら音をとる練習をするといいよとアドバイスを頂きました。

そのあとは「わたしと小鳥とすずと」を歌いながらのレッスン。おなかを使うというと、とりあえずおなかを引っ込めて、と思いますが、「ここで引っ込めてそのあとキープ、そのあともう一度引っ込めてまたキープ」と細かく教えてもらいました。
おなかを引っ込めることはできてもキープというのが難しいのですが、「それが支えるってことよ」と言われ納得、あとは練習ですね。
あと残った少しの時間で、歌の勉強には日本語よりもいいというイタリア語のオペラの曲を少し教えていただきました。
歌ってみたい曲があればSWSの曲でなくてもみていただけます。というわけであっという間の90分でした。

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