盲導犬について

私たちShall We Sing?は来る12月14日に「盲導犬育成のためのチャリティーコンサート」を行います。
その時に盲導犬についてステージがありまして、そこでお話をしていただくのが関西盲導犬協会さんです。
関西盲導犬協会HP

この関西盲導犬協会さんは京都の亀岡にあって、毎月第4土曜日に見学会を開催されているということで見学会に参加させて頂きましたので今日はそのレポートをお届けします

まず、協会の方のお話を伺いました。
この訓練センターでは38頭の犬たちが盲導犬になるために訓練を受けており、その訓練期間はだいたい1年から1年半ぐらいなんだそうです。
また、日本には目の不自由な方が30数万人ほどいるのですが実際に盲導犬を使用されている方は1000人ほどぐらいとまだまだ盲導犬の数は少ないという現状を聞きました。

それから訓練の様子を見ました。
訓練というと何やら厳しいものを想像してしまいますが犬たちは楽しんで遊びながら、褒められたりして色々な事を学んでいきます。
(怒られっぱなしの僕とは大違いです、ハイ
訓練士さんとの信頼関係が本当にできているのでしょう、犬たちの目がハートマークになってるような気がしますよ~

最後に実際に盲導犬のユーザーの方にお話を伺いました。
お話を伺ったのは37年も盲導犬を使っている方だったのですが、当時は電車・バスなどの公共交通機関に乗ろうとしても乗車拒否をされたり、犬の口に噛まないような輪っかをつけさせられたりと相当な苦労をされたそうです。
(時には犬の乗車代も請求されたこともあったそうです!)
もちろん、お店にも入店拒否をされたり周りの人たちに怖がられたりということがあったそうです。

今では身体障害者補助犬法という法律ができたので乗りものに乗れないということはないですし、テレビでも盲導犬が紹介されているので周りの人たちも盲導犬の存在を知っているので怖がられたりということもないのですがやっぱりまだ法律を知らない一部のお店には入店拒否されたりとかいうこともあるそうです。

また、盲導犬と一緒だからといっても入りたいお店の前に障害物(自転車など)があったりして困ることがあるそうです。
もちろん、そうやって邪魔になるようなものを放置したりすることもしてはいけないし、もし困っている方を見かけたら気軽に「何かお手伝いしましょうか?」と声をかければ助かるそうです

テレビなどで盲導犬のことが放送されているのでみなさん盲導犬を知らない人はいないと思いますが、実際に使っている方のお話を聞いたり、訓練の様子を見たりすると知らないことが多くて本当に勉強になりましたね。
世界中の人がみんな幸せな毎日を過ごせる世の中になって欲しいし、またならなくてはいけないと思います。
そのために我々のチャリティーコンサートが少しでも力になれればいいなぁ~と思いました!
以上、久々でしたが別に合唱ナメてないYげんでした~♪