コーラスめっせ2012見聞録

全国100万人のSWSブログ愛読者の皆様、こんにちは。
この度初めて筆を執ります、ベースのYと申します。

ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか。
当団員も休暇を満喫しており、国内外問わず羽を伸ばしている模様です。

さて、合唱文化のいち担い手たる私たちは、
決して花見だ旅行だと浮付いているばかりではありません。
※カテゴリ「宴会情報」の記事が一番多いのは、多分気のせいです。

去る4月21日、有志メンバーでコーラスめっせ2012を訪問。
他団様のステージを鑑賞し、自らの演奏の糧にしようという「お勉強会」を実施しました。

このイベントは、大阪ビジネスパーク近隣のいずみホールやTWIN21を会場とし、
関西各地の合唱団や公募合唱団によるコンサート、合唱指揮者や作曲家による
各種講習会などを併行して開催する、言わば関西合唱の見本市のようなものです。
私たちはその中で、TWIN21アトリウムにて行われた、観覧自由のコンサートを鑑賞。
学生合唱団からママさんコーラスまで、様々な団体が御自慢の演奏を披露されていました。


(関西圏大学グリークラブ合同演奏の様子。迫力が違います。)

コンクールやちょっと堅いコンサートでは聴けないような、明るくポップな曲目も多く、
合唱の面白さに溢れたひと時でした。ビルを出入りする人々もしばし足をとめていましたね。

勉強会と言いながらも、私は歌唱の技巧を云々することはできないのですが…
実感した点としては
①相対的に人数が少なくとも、「響き」が豊かであれば声量は大きな問題ではない。
うまく表現できませんが、聴いた時に鼻がムズムズする(共振する)ような声は、
不快な角がなく、よく調和しており、そしてよく通ると感じました。
②楽しげな表情で歌われると、聴き手も楽しめる(笑)
心理的な作用のみならず、物理的に、笑顔で歌う方が声は明るくなりますよね?

これらは、ボイストレーニング(当団には声楽を専門に学ばれた方も在籍しており、
親身にご指導頂くことができます♪)を通じて技術的に修得していきたいところです。

ただ、当然ながら技術だけでは合唱はできません。
歌うことや伝えたいこと、その他いろいろなものや人に対する思いがあってこそ、
歌う喜びはより鮮やかになり、それは聴く人の心にも届くのでしょう。
※これは当団の公式見解ではなく、Yの個人的見解です。一応。

素敵な演奏を聴くことは、思いと技術の両方に良い影響をもたらします。
また、当団員の多くがそうであるように、演奏に感動したから合唱を始めてみよう
というきかっけにもなることでしょう。

これをお読みになっているそこのあなた、合唱経験の有無にかかわらず、
いまいちど演奏会に足を運んでみてはいかがでしょうか。