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Harmony for Japan 2024

初めまして!2020年入団、ソプラノのK.Nと申します。
2024年3月3日に「Harmony for JAPAN 2024」に出演いたしました。

【写真:会場の外観】

今回は『秋のあじさい』『よろこびが集ったよりも』『千本桜』の3曲を演奏しました。

先の2曲は、混声合唱組曲「今日もひとつ」(星野富弘さん作詩・なかにしあかねさん作曲)より。
どちらもみんなで同じ詞を歌う部分が多く、言葉が綺麗な曲です。私は詞を丁寧に歌う曲が大好きなので、この2曲は歌っていて本当に楽しかったです。
特に「秋のあじさい」は、もとの詩が「一日」の尊さをうったえる素敵な詩である上に、言葉を聞かせる静かな曲調が相まって、めちゃくちゃに感情移入しながら歌っていました。
ご存知ない方は、もとになった詩やYoutubeの動画など、ぜひご覧いただきたいです!

『千本桜』は、対照的にアップテンポで勢いのある曲です。
原曲を歌っている初音ミクはボーカロイド(人工音声)なので、息つぎがいりません。私は本番2週間前くらいまで、どこで息をしたらいいのか分からなくて、迷っているうちに曲が進んで、ずっと慌てながら歌っていました。
でも、息つぎを早めにしてフレーズが始まる瞬間を前のめりに、という石若先生のアドバイスが効き、本番ではなんとか、曲の勢いにのまれることなく歌えたと思います。

「Harmony for JAPAN」は、合唱を通じて東日本大震災からの復興を支援する催しで、午前中には東北の高校生たちの演奏を聴くことができました。みなさんとても透明感のある、素敵な歌声でした。
また、オーケストラと歌う信長貴富作品のステージは迫力満点で圧巻でした。『ありがとう』は石若先生の作曲しか知らなかったのですが、「同じ詞で違う作曲」というものを初めて聴いたので不思議な気持ちでした。

最後には『群青』を会場みんなで歌いました。この曲は高校生のときに合唱部で歌ったことがあるので、とても懐かしかったです。また、昔精一杯だった高音が楽に出せるようになっていて、先生方に指導していただいて練習するなかで、楽しみながらも成長できているんだな〜と感じて嬉しくなりました。

【写真:会場前での集合写真】

今年10月にはShall We Sing? 20周年記念コンサートを予定していて、今回演奏した3曲も披露します!これから新しく練習する曲を含め、さらに精進していこうと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました!

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