6月29日(土)13:00~21:00
同月30日(日)09:00~17:00
大阪市立長居ユースホステル
前回の団員ブログに引き続き登場しました、2022年入団Sop TYです。社会人になってから、2日間も合唱・音楽漬けで過ごしたのは初めてのことでした。
初合宿にして宿泊組でしたので、2日間の全容を余すとこなく書き連ねられるかと思います笑
20周年記念演奏会(以下、「演奏会」という。)に向け、上記日程で強化合宿が行われました。メニューは主に次のとおり。
●1日目
(1)体操・発声
(2)パート練習
(3)4th 弦楽伴奏付き練習
(4)懇親会
(5)その他(ディナー、宿泊組による懇親会等)
●2日目
(6)体操・発声
(7)3rd 振付け練習&パート練習
(8)3rd 練習 With パーカッション
(9)1st 通し練習
(10)その他(モーニング、ランチ)
ちなみに、私は喉で歌ってしまっていたので、1日目の懇親会の頃には、声がカスカスになってしまい、腹式呼吸を意識した発声ができていないことを痛感しました。基礎練習は大切です。
(1)(6)体操と発声
寝た状態で呼吸をしたとき、お腹がぷくぷく動きます。発声時の息の使い方は、常にお腹を意識したいところです。また、ボーリングの様に腕を振り回したり、弓の弦を引く動作をとりいれると、声が伸びやかに、そして低音から高音まで発声できます。要は、身体はカチコチにせずに、力を抜いた状態でいることが大事だということですね。
まず、寝た状態での呼吸は毎晩できるので、習慣付けて、普段の練習に臨みたいと思いました。
(2)パート練習、
(7)3rd 振付け練習&パート練習
こちらの練習会場では、数部屋お借りし、各パート又は高声低声に分かれて、新しい曲の音取り、各苦手な箇所の克服に努めました。
じっくり音取りでき、特にJ-POPは音の思い込みがあるので、音符ひとつひとつをはめ込むための確認ができてよかったです。
ただ、ちょっと緊張したのが、2日目のパート練習。各パート順繰りに、ピアノを弾かれる石若先生と1対1で録音込みの音確認。
パート毎に録音してくださったので、自分で思っている声の鳴り方と、聴こえ方が違うことを確認できました。発声頑張ります。
時間がかかったパート、そうでもなかったパート色々あり、何があったのかは…録音を聴けばわかる。ピギャー(゚Д゚;ノ)ノ
順繰りパート練(対 石若先生)ではない、他の3声は、糸井先生の美声に酔いしれながら苦手箇所を繰り返しました。
徹底的にできるのは、合宿だからこそですね。
また、演出組による3rdステージの振付けの全体練習も行いました。とりあえず言えることはひとつ。
「腕のシェイプアップできそう。」
耳と目の両方で楽しめる企画ステージです。
客席の皆様の手拍子とともに盛り上がりたいです!
(3)4th 弦楽伴奏付き練習
Chor.Draft(※1)よりStrings.Draft(※2)の4名がいらしてくださいました。本番は弦楽隊が9名となります。
今回は混声合唱団 Shall We Sing?(以下、「SWS」という。)とも初合わせとなり、雰囲気を掴むのがメインとなりました。
弦楽隊が加わると、深みが増した、というのが率直な感想です。
弦の切ない音質が、ピアノと歌詞に乗り、より感情移入してしまいました。
「君死にたまふことなかれ」は、他団でも演奏機会が多い合唱曲と認識しておりますが、弦楽伴奏を聴く機会は貴重だと思いますので、ぜひ多くの方に聴いていただきたいです。
(※1)Chor.Draft:
石若先生の母校の卒業生によりメンバー構成されている若手男子パフォーマンスグループ
(※2)Strings.Draft:
Chor.Draftにおける弦楽部
(参照:Chor.Draft YouTubeチャンネルhttps://youtube.com/@chordraft?si=vHA9v40Obap_9cCJ)
(8)3rd 練習 With パーカッション
Chor.Draftからパーカッション奏者の方がいらしてくださいました。
J-POPカラオケヒットチャートでは、誰もが耳にしたことのある曲が合唱曲になって、ダンス・振付けが加わります。それだけでも十分楽しいのに、パーカッションまで加わり、テンションぶち上がりです↑アゲ٩(*ФдФ*)وアゲ↑
(9)1st 通し練習
エネルギーが要りました。
こちらの曲集は、早い段階から練習が始まっていましたので、他のステージに先駆けて通し練習が行われました。
2日間の最後の練習でもありましたので、疲労が蓄積したところに曲集をまるっと通すのは、エネルギーが要りました。
そんな中でも、一曲一曲が穏やかで癒されるので、歌っていると心も浄化されるようでした。
さてさて!
ここまで、練習模様をTYの感想を交えてつらつら書かせていただきました!
ここからは、懇親会等々についてです。
(4)懇親会
の、前に!祝い部による、糸井先生のプレお誕生日会が行われました。
「たなばたさま」
混声合唱組曲「今日もひとつ」より、
「今日もひとつ」
をみんなで歌い、心ばかりのプレゼント贈呈を!
糸井先生の明るい笑顔と美しいお声には、いつも惚れ惚れしています。素敵な一年になりますように☆
そして懇親会では、2020年以降入団の団員による自己紹介と、演奏会での担当毎に紹介がありました。
新型コロナが5類感染症に移行してから、マスクの着用は自由となりましたが、それまではみんなマスク。なかなかお顔とお名前が一致せず、企画いただいた飲み会等にも参加が難しく、、という状況でした。
SWSは、現役約40名なので、私が入団以降も今日に至るまで、繰り返し自己紹介の機会があったことは個人的にありがたかったです。
演奏会に向けても、誰がどの担当かがわかることで、水面下でいつのまにか進んでることも、お顔が浮かんで「あのひとがやってくれたんやなぁ。ありがとうございます」ってより身近に感じることができました。
そして、特筆すべきは、SWSにマジシャンがいること!トランプマジックに石若先生は疑いの眼差しでしたが、予想だにしない場所からトランプが出てきて、一同びっくり!!( ; ロ)゚ ゚
私も穴が開くほど見ていましたが、タネも仕掛けもわかりませんでした笑
(5)(10)その他
合宿の楽しみのひとつと言えば、
食ですね。ディナーにランチをいただきました。
(宿泊組はモーニングも)
「腹が空いては戦はできぬ」と。
普段パートが遠かったり、タイミングがなくてお話しできなかった方とも同じ食事を囲むことで、会話が弾み、楽しいひとときでした。
また同じ食事を囲んでお喋りしたいです。
宿泊組は、SWS現役団員約40名のうち、10名でした。
宿泊の楽しみといえば、そう枕投げです。
(っ’-‘)╮=͟͟͞͞ブォン 枕
うそです。そんなことしていません。
1日目解散後は、幹部の皆様は少しお仕事をしつつ、お風呂やコンビニへ買い物等で各々の時間を過ごしました。落ち着いた頃には、食堂に自然と集まり、ずーっと合唱に関する話題が尽きませんでした。
SWSは、団長曰く、「慎ましやかな方が多い」団だそうです。
ですが、合唱に対して本当に熱心で、趣味の合唱と言えど責任をもって真剣に取り組んでいる積極的な方ばかりと感じております。
懇親会の自己紹介でもありましたように、ひとりひとりの所属年数が5年以上と長い方が多くいらっしゃいます。やっぱりSWSが居心地いいからなんだろうなぁと、合宿を通して実感しました。
演奏会では、そう言ったSWSの雰囲気も伝われば嬉しく思います。
そして、石若先生の代表曲のひとつでもある
混声合唱組曲「君死にたまふことなかれ」
をSWS20周年のひとつの集大成として、
力一杯歌い上げたいと思います。
以上、長文を最後までお付き合いいただき、
誠にありがとうございました。