だんだん合唱団のブログに見えなくなってきたので、たまには合唱に関係した話を書きます。
私たちShall We Sing?は、年に2回程度ではありますが福祉施設や病院へお伺いして、演奏会をさせていただいています。
このような演奏会では、なるべく皆さんおなじみの曲を取り入れるようにしています。
演奏会が盛り上がってくると、聞きに来て下さった方が口ずさむようになります。こうして聞いて下さる方と一緒に歌うことができると、歌っている私たちもうれしくなります。
さて、福祉施設や病院での演奏会で、これまで私たちが歌った曲の中でおそらく一番人気と思われるのは、「ふるさと」です。(うさぎ追いし・・・で始まる有名な曲。ご存知ですよね。)
この曲が登場すると、皆さん最初は一緒に口ずさんでいるのですが、だんだんあちらこちらから涙が見られるようになります。
特に高齢の方にとっては、曲や歌詞がおなじみなだけではなく、心に響く何かがあるのだと思います。
そういう私自身も、最近自分の故郷が恋しくなることが多くなりました。以前は少し長い休みがあれば海外旅行に出掛けていたものですが、ここ数年は毎年故郷に向かうことが多くなりました。(もうトシか?認めたくはないが・・・)
そして故郷に帰ると、なぜか心が安らぎます。
やはり生まれ育った土地というのは特別なのだと、最近実感するようになりました。そして、私たちが歌う「ふるさと」を聞いて涙する皆さんの気持ちがわかるようになりました。
団長でした。