去る10月8日(体育の日)、さわやかな秋晴れの中
福祉施設ソルメゾンにて慰問演奏会を行いました。
スタッフの皆さまのてきぱきとした動きに、つい目を奪われてしまうアルトのAです。
「ソルメゾン」での演奏はもう3回目。
他の団でも指揮をされている石若先生は最多登場回数記録を更新
なので最前列には石若ファンのおばあちゃま。
(後でしっかりと握手を求めておられました✩)
ホールでのコンサートも緊張しますが、こちらの施設は何といってもお客さまとの距離が近いので
ハッタリが効かない真剣勝負だなぁと感じます。いろんな団の演奏を聴いていらっしゃるから
耳も肥えておられるそう(^_^;) 石若先生曰く「掴むのが難しい」とか。
ところが事件は起こったのです(笑)
我が団の副団長T女史がごあいさつのMCを始めた途端、
「もっと大きな声でぇ~」とあの金さん銀さんを彷彿とさせるようなツッコミが!
瞬時に場の雰囲気が和み、自然な流れでコンサートが始まりました。
この会場のロビーは吹き抜けのように天井が高く、勘違いしてしまうほどに響きが良いのです。
今回初出しの新曲『The Lord bless you and keep you』も教会で歌っているかのような心地良さを感じたのは
私だけではないはず。
明らかに練習とは違うエネルギーが、響きとの相乗効果を生み出していて
伴奏のpf@Mさんも「本番って凄いよね…」演奏後しみじみおっしゃってました。
お客さまひとりひとりの表情がよく見えて
一緒に口ずさんでくださる方、体を揺らしながらリズムを感じておられる方、
こうして熱心に聴いてくださる姿にありがたいなぁと心から思えます。
本編が終了し、打ち合わせ済みの「アンコール」2曲。
今回のセットリストはSWSアーカイブスから数曲、投票で選んだ経緯もあり、
新しいメンバーは練習が大変だったことでしょう。。
『このみち』も然り。
言わずと知れた石若先生の初期の名曲です。
終盤の「みんなでみんなでー行こうよ♪」ではついついアツくなりますね。
毎回、目が血走るほど…ブレスがキツい曲でもあります(笑)
最後の曲『ふるさと』を皆さんと斉唱した後、再び事件は起こりました
予期せぬ「本物の」アンコールをいただいたことです。
『こころの虹』東日本大震災の被災者の皆様へ~「歌おうNIPPON」プロジェクト」のために
SWS団員であるMさんが作詞され、石若先生が作曲された楽曲です。
ベテランのMさんが「今までアンコール曲演奏後にリクエストが出たのは初めての経験です。しかも本演奏で演奏した歌を再度聴きたい…それが「こころの虹」だったんで…」とコメントされるほど貴重な光景だったのですね。
まさかのアカペラに(笑)脇目もふらずただただ突っ走る感はありましたが
団員の心の中にも大きな喜びが生まれたこと、音楽を通じてしあわせな体験を共有できたことが嬉しいです
是非またお伺いしたいです♪ と会場を後にしました。
その後、打ち上げでの盛り上がりの模様は宴会係長にお任せします(笑)