最近、複数の人が集まって音楽をやるということにはまっている団員Sでございます。
俗には「アンサンブル」であったり「合唱」であったりするわけです。
今日は、合唱雑記第一弾ということで、スペシャルにお届けしたいと思います。
合唱雑記 第一弾
「独唱」と「合唱」の違い
音楽畑を歩んできたら、どうしても独り舞台にあこがれる傾向が強い。
音大生が複数の人がよりあい、頑張るものの一つに「オーケストラ」「合唱」がある。
「合唱」の授業は音大生にはないがしろにされやすい…
大変もったいないことだと思うのだが…(授業料にも含まれているわけだし…)
しかし、合唱にとりこになる人もいる。
それが私だ。
さて、歌を媒体にしてどんな演奏方法が可能か?!
独唱、合唱、重唱、色々とあります。
まずは独唱はわかりますよね?!
ひとりで歌います。
重唱と、合唱の違いは?!
重唱は、一人一人が個々にパートを担当します。
合唱は、複数人で一つのパートを担当します。
合唱がまだ「楽」と思われる要因はここにあると思われます。
やはり、一人で背負いこむのと、複数人で背負うのでは気持ちの重さが違うからでしょう…
しかし、合唱とはそんな生易しいものではありません。
お互いに声をそろえて一人が歌っているように聴いている人に聞かせる必要があります。
そのために練習そして、練習だけでなく、団結力も必要になってきます。
そうやって団結力を高めていくことで、お互いを尊重し素晴らしい曲が出来上がるのだと私は思います。
合唱には、実力だけでなく、それ以外に「お互いに対する何か」が必要だと思います。
そういう意味では、より難しい技術を要するのが、「合唱」だと私は思わずにはいられません。
若者層では今バンドなど、個々に実力を必要とする音楽が人気を博しています。
たしかに団結力は必要かもしれませんが、お互いの声を聞きあい、尊重しあうという心はそれでは生まれないように思います。
合唱の素晴らしさというのを教育現場までおろし、普及されることを願わずにはいられません。
今の社会環境を少しでもくいあらためる必要があるならば、授業からはぶかれつつある「音楽」の授業をより充実させるべきとこるだと私は考えます。
合唱とはやはり人として形成される多感な時期において欠くことのできない授業ではないかと思います。
皆さんはどのように思われますか??