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ジョイフェスタっっっ

お暑うございます。(「ございます」どころでなく、暑いっ)
四万十市の皆さ~ん、今日はどんな感じですか?
こちらもCPUの熱暴走に怯えながらの執筆です。

去る8月11日、待ちに待った「ジョイフェスタ50」がありました。
大阪で合唱やっているほとんどの方はご存知のこととと思いますが、
それ以外の方向けに簡単に解説を。

今年、大阪府合唱連盟は創立50周年の節目なんですね。
その記念事業の目玉として開催されたのが「ジョイフェスタ50」です♪
プログラムを見ると連盟の規模は、
・団体数304
・総勢8600名
とのこと・・・すごい( ノ゚Д゚)ノ
(8600人とは鹿児島県肝属郡錦江町の人口並み・・・って意味不明ですね)

そして、そのジョイフェスタ50、開催場所はと言うと













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おぉ、深紅の絨毯



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見よ、この堂々たるロゴ

天下のフェスティバルホール!!!
生まれ変わったばかりの巨大ホールをまる一日借り切っての合唱の祭典♪
(って、知っている人にしてみりゃ、何引っ張ってんだ、って話ですが 笑)

本番ですが、フェスの座席は3階まで満席。
入口には「当日券はありません」の紙を掲げるオネエサン。
それも当然で、出演者だけでのべ3000人超というどえらいイベントでした。
Shall We Sing?からも有志9名が「混声1」「混声2」に分かれて出演です。

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ホールに向かう出演者の波

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そしてチケット窓口の雑踏

以下、私の一日。

10時前に集合し立ち位置確認。なにせ参加した混声2は650名もいまして。

昼食後ほどなく、本番。
オープニングの緞帳が開き、ベートーヴェン「歓喜の歌」を華麗に♪
・・・って、最後は恒例の「単なる絶叫」に陥ってしまいましたが(´△`)

次は観客側に回ります。
立ち見も出ている3階席の後ろのほうで各合同ステージを堪能しました。
高校、女声、ジュニア・・・
どれも、すごいぞ~(自分らのは大丈夫なんだろうかという不安が沸々)
余談ですが、さすがフェス、3階席後ろまで臨場感のある音が来ます。
椅子も疲れないデザインで、ぎっくり腰を患った某団員までも快適に鑑賞。
ほんとうにいい意味で贅を尽くしています。

圧巻は混声1の「水のいのち」
1000人という破格の数が、須賀先生の指揮で息遣いまで合わせての熱演。
心が一つになっている、つまり合唱の『合』の字の意味をそこに見ました。
ピアノ一台で演奏する合唱としては前代未聞の規模と紹介がありましたが、
掛け値なしにそうでしょう。
その難条件をこのレベルで聴かせるとは、揮る側も歌う側もすごい!
こういう演奏を聴いてしまうと、合唱中毒が進むんですよね(*´ω`*)ゞ

さらに、中学ユース、男声、大学と素晴らしい演奏が続きます。
ん~、みんなかなり練習してきているな~(自分たちは?とさらに不安が…)

そして、われわれ混声2の本番!3曲続けてのステージです。
信長貴富作品から「川の流れのように」「くちびるに歌を」
そして、われらが石若雅弥編曲の「世界が一つになるまで」
50年の歴史を振り返り、未来へ繋がれ、という思いを込めた選曲です。
(演奏の出来は?・・・ん~、フェスの響きがどうにかしてくれた、かな?)

個人的な話ですが・・・
とくに「くちびるに歌を」には強い思い入れがありました。
始まりは、2010年秋に初めて観に行った「全日本合唱コンクール」。
一般Bグループの男声合唱2団体の自由曲がこれで重なったんですね。
その2演奏を聴いて「すげぇ」と震えが来たことを忘れません。
日独混ぜた心を励ます歌詞も祈るような旋律も、強烈に心に刻まれました。
(いやはや、書いてみて、音楽を表現する語彙の少ないこと少ないこと)
それ以来、生涯で一度でも歌うことができたらなぁと思い焦がれてました。
そして、3年越し…実現。
あっと言う間に歌い終わってしまいましたし、途中ミスってしまいました。
でも、フェスの舞台と言うこれ以上無い環境で歌えて、幸せで幸せで…

で、グランドフィナーレは、合唱と言えばこれ、「大地讃頌」
さすが、客席も全員ハモっているではないか~!“鉄板”曲っすね~♪
だ~い~ち~を~Ah~~~、フォルテッシモっっっ・・・閉幕・・・

気が付けば出演者は9時間もの長丁場。でも全く疲れませんでした。

終わって、しみじみ思うことがあります。

われらがShall We Sing?、丁度50年目に連盟に加入したわけなんです。
(余談ですが、われわれが加盟届を出した日から推定して、
ばっちり“300団体目”のキリ番取ったと思う・・・ってホンマ?)
そしてこのゴージャスな記念イベントに参加できたという・・・
連盟の年度予算案を見て知ったことなんですが、
過去50年にわたり諸先輩方が積み立てて来たお金を一気に傾けての大事業。
うちら、完全に美味しいところだけいただいてしまってるという(;゚ェ゚;)
運が良かったでは済まない、申し訳ないような気持ちでいっぱいです。
アリガタヤアリガタヤ…オネガイデスカラバチアテナイデクダサイ

それと、この「50年目」が良い時代と重なって良かったとも思います。
合唱ってものは“世が平穏”だから出来ることなんだな、と。
昭和38年、高度成長の真っ只中に、府合唱連盟が誕生したわけです。
それから半世紀もの時間が過ぎたわけですが、その長きにわたって
日本で合唱ができなくなるようなことは起きなかったんです。
次、フェスティバルホールを使えるのはきっと100周年でしょうかね(笑)
さすがに私の出演はないでしょうが(その分今回はあまりに貴重な体験で)、
100周年までずっと良い時代が続きますよう。

とかなんとか、長々書いてしまいましたが、一言でまとめるならば・・・
「参加できて本当に本当に感謝しています!」

第1回の練習からほぼ半年かけて取り組んできたきた曲たち・・・
終わってしまって心に穴が空いていますが、次に向けて頑張らねば(`ェ´)

そのためにも、少しでもいいから、涼しくな~れ

20130813朝日新聞

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